THE STORY OF iimon.
iimonの構想は大学の休みを使って2008年にシドニーからダッカまでを陸路と海路だけでたどった3ヶ月の旅から始まりました。International Businessの修士課程の課題のひとつとしてよいアイディアを探すために始まった27,400kmにも及ぶこの旅には国籍やバックグラウンドの違う6人の学生が参加していました。うち4名は途中で抜け、2名だけがダッカまでの全行程を踏破しました。 |
2013年の7月には東京のバングラデシュ大使館の後押しにより東京ビッグサイトで開催されたInternational Fashion Faireにも出展し、個人のお客様だけでなくBtoBのビジネスもできるようになってきました。学生時代にオーストラリアからバングラデシュまでの旅路に同行し、現在は私の妻である順子は今でもひらめきの源であり仕事のアイディアやプロモーションをサポートしてくれています。 |
国際基準にあう品質の製品を作り、日本のお客様へ直接お届けできるようにすることで、iimonで働く人々は売り上げの公正な分け前が与えられるようになっています。現在、18人のスタッフのうち14人が女性で役員は2名、そのほかにドライバーが1名の体制です。我々の製品の中で上等なもの、手のかかったものには作った人の名前が刻まれており、誰が作ったかわかるようにしています。 |
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バングラデシュでの起業は困難を極めました。それでもシドニー大学でビジネスについて学んだ経歴と少しの資金を持ち、バングラデシュで生まれた私はラッキーだったといえるかもしれません。当初のさまざまな困難を乗り越え、ようやく技術を持った女性たちを雇い入れるところまで漕ぎ付けました。バングラデシュに多いブローカーを最大限排除し、実際に作っている人へお金が行くようにするとともに、お客様がどのノクシカタ刺繍がいいか選べるようオンラインショップも整備しました。 |
2大陸13カ国を経験し、バングラデシュの国境近くの地域に差し掛かった我々が出会ったのがノクシカタでできたブランケットでした。このノクシカタは我々を冬の寒さから守ってくれたと同時に子供の頃の記憶を思い出させてくれたのです。考えてみると急激な変化が起こっているバングラデシュにおいてノクシカタはまだ何も変わらず残っている、これは次の世代のために何かしなくてはならないのではないかという責任のようなものを感じました。村の典型的な家庭では3世代の女性が同時に刺繍をしているところも見ました。彼女たちはその道のエクスパートです。彼女たちの技術を世界でも通用する今風のファッションに取り入れられないか、と考えるようになったのです。 |